こんにちは、院長の杉本です!
今日は子供の虫歯について。
以前、虫歯対策の話をしました。
ただこれは、少し応用編でしたので、
今日は本当に基本の基本のお話をしたいと思います。
子を持つ親は、誰しも我が子の健康を願うものだと思いますが、
我が子に虫歯ができてしまったら、ショックですよね。
歯磨きが上手にできていないから?
甘い物を食べすぎたから?
もっとフッ素を塗らなくては!?
そう思うかもしれません。
でもどうしたらいいのでしょうか?
虫歯ができるということは、人間にとって当たり前のことではなく、
身体が異常を起こしていると考えて下さい。
虫歯は生活習慣病です。
生活の中の何かがその子の虫歯に対する免疫力を逸脱してしまっているということです。
虫歯ができるメカニズムは詳しく話すと長くなるのでここでは割愛しますが、
ざっくり知っておきたいことは、
『1日のうちで口の中に食べ物が入っている時間と回数が多いと虫歯になりやすい』
ということです。糖分を含んだ食べ物や飲み物は特にです!
食べ物や飲み物を口に入れる度に虫歯が進行するチャンスが生まれてしまいます。
食事は朝昼夕食の3回と、間食1回、ダラダラ長く頻回に食べたり飲んだりしない!
これが基本中の基本、
まずこれがファーストステップです!
おやつを食べてはいけないわけではありません。
甘い物もたまにはいいでしょう。
ただ、この基本的な習慣が乱れている子が結構いるようです。
でも、その習慣や環境を作ったのは誰でしょう?
それは子供ではなく親ですね。
お菓子を子供が自由にとれる場所にしまっていませんか?
冷蔵庫にジュースが常備されていませんか?
夜寝る前に何か食べる習慣はありませんか?
子供の悪習慣を誘発する環境を変えられるのは親です。
虫歯ができたら何かおかしいと、生活習慣を振り返ってみて下さい。
そして、虫歯ができたら治す、またできたらまた治すの繰り返しの負のループを脱出しましょう!