こんにちは、院長の杉本です!
実は当院では、栄養療法という治療法が始まっています。
栄養療法は体に足りない栄養を補うことで、辛い症状や不調を改善する治療法です。
歯医者で栄養とか、関係ないように思うかもしれませんが、実は大アリなんです!
例えば、貧血という状態があります。貧血の主な栄養不足は鉄分の不足ですが、
鉄分の不足があると、歯の知覚過敏が起こりやすくなります。
その他にも鉄不足で、
- 嘔吐反射(歯の治療などですぐオエっとなる)
- 歯周病の悪化、歯茎から血が出る
- 顎が痛い、顎関節症
- 眠れない、寝つきが悪いなどの不眠症状
- なんとなく調子が悪い、元気が出ない(不定愁訴) など
様々な症状が出てきます。
貧血の状態は、普段の健康診断の血液検査では、かなり重症な状態にならないとデータに反映されませんし、
お医者さんも特に問題視しません。
ですが、検査結果に反映されていなくても、隠れ貧血は起きています。
特に、有経の女性はほとんどの方が隠れ貧血であるデータもあります。
通常の血液検査では栄養素の過不足をみるものではないため、データが不足しています。
当院で行う栄養療法では、分子栄養医学(オーソモレキュラー)という考え方をベースに血液検査を詳細に行います。
多くの血液検査項目を総合的に照らし合わせたり、通常では正常と言われている数値でも分子栄養学的な解釈をもとに
体の栄養素の不足や、体に起きている代謝の状態を読み取り診断します。
そして、必要に応じ栄養素の補充を食事やサプリメントを応用しながら症状の改善をしていきます。
虫歯も歯周病も口の中の細菌が一つの原因ですが、風邪などと同様、
体の免疫力や栄養状態も虫歯や歯周病の発症に影響することは明らかです。
お口の健口にもう一手、さらには全身の健康やいつまでも若々しく過ごすために
一度ご自身の体の中を調べてみませんか?
ご興味がありましたら、スタッフまでお問合せ下さい!